



通関士として、
グローバルな環境で
女性のキャリアを築く。
第一事業本部 神戸支店
2007年入社
入社の経緯を教えてください。
私は大学を中退し、20歳のときに大平商事に入社しました。もともと英語が好きで、高校時代は国際科に通い、授業も英語で行われる環境で学んでいました。模擬国連に参加したりと、すごく充実した日々を過ごしていたのですが、大学に進んでからは、自分の力で稼ぎたいという気持ちが強くなり、英語を活かせる仕事を探し始めました。
大平商事に入社したのは、書類審査を経て何度か面接を受けた結果です。会社の雰囲気がとてもアットホームで、自分がここで働いていく姿を想像できたことが決め手になりました。
どんな仕事をしていますか。
現在は通関士として業務に携わっています。実は、通関士の資格は8年連続で受験していて、最後のチャンスの年に取得することができ、現在は6年程、通関士として働いています。ようやく叶った通関士の資格取得も、ちょうど子どもが産まれる直前の臨月のタイミングで挑戦した結果なんです。「今度こそ」と思って受け続けた資格試験でしたが、このタイミングで合格できたことは、自分にとっても大きな意味がありました。
産休・育休を経て復帰後は、書類業務がメインとなりました。以前は電話対応が多かったのですが、子育てを経て、業務スタイルが大きく変わりました。注意力が散漫になりがちだった私を、先輩方が精神的にも仕事面でも支えてくださったおかげで、少しずつ新しい仕事のリズムをつかむことができました。
通関士の仕事では、申告金額が億単位にのぼることもあります。一つひとつの取引が無事に完了するたびに、プレッシャーの中でもやりがいを感じています。また、新しい取引をスムーズに進めるたびに、自分の知識が確実に積み重なっていることを実感しています。

どんな時にやりがいを感じますか。
通関士としての業務では、自分の一言や判断が大きな影響を与える場面があります。法律に則った業務ですが、状況によっては自分の見解を持ち、輸入にかかる費用を最適化するための交渉力が求められます。
お客様にとって最善の選択肢を導くため、理論的に説明できる力が不可欠です。一方で、その責任の重さにプレッシャーを感じることもあります。しかし、ミスが起きた場合でも、すぐに上司や関係者に報告し、対処する体制が整っている点は非常に心強いです。
大平商事の魅力を教えてください。
大平商事の魅力は何といっても、アットホームな雰囲気です。入社当時から今までずっと、困ったときに相談できる環境がありました。先輩方や同僚たちが親身になって助けてくださるので、「一人で抱え込まなくていい」と感じられる職場です。
個性豊かなメンバーがそろっており、それぞれが自分のペースで働けるのも魅力だと思います。また、業務時間内で集中して終わらせる文化があるため、メリハリをつけて働ける環境が整っています。
どんな人が活躍できると思いますか。
通関士の仕事には、「芯の強さ」と「問題解決能力」が求められます。書類作業でも、必ずコミュニケーションが発生するため、相手の意図をくみ取り、適切なアドバイスできる力が大切です。 例えば、メールひとつの書き方でも工夫が必要だと思っており、いかにコミュニケーションを上手くとるかで業務が上手く進むかが変わってくるように思います。相手のニーズを引き出しながら解決策を見つける姿勢や、柔軟なコミュニケーション能力を持った方だと、きっと活躍していただけるのではないかとおもいます。

今後の目標を教えてください。
現在は、後輩の育成に力を入れています。若手メンバーが会社の次世代を担っていけるよう、知識を共有したり、情報共有の体制を整えていきたいです。ある業務を一人で担っていると、何かあったときにバックアップができず、お互いに必要な時に頼りづらくなってしまいます。社内体制を整えることで、私のように産休や育休をもらうことになっても、任せる側も任せられる側も不安なく対応できると思います。社員の誰かが助けを必要としている時、困った時に、助け合える環境を整え、誰もが気兼ねなく休める体制を作りたいと考えています。
そういった点も含め、「この人に相談したら何でも解決できる」と思ってもらえるような、オールラウンダーな存在になることが目標です。会社全体でバックアップ体制を整え、皆で支え合いながら成長していける環境を作り続けていきたいです。